現地報道

13.11.26 現地各紙

【内政】マーリキー首相のアンバール県代表団との会談

11月26日,当地報道及び政府声明は,マーリキー首相のアンバール県代表団との会談につき報じるところ,概要以下のとおり。

  1. 会談概要

     マーリキー首相は,アフマド・ドゥレイミー・アンバール県知事,サバーハ・アル・ハルブ-シー・アンバール県評議会議長をはじめとするアンバール県代表団と首相府にて会談し,同県が直面する諸懸案につき協議した。また双方は,右諸懸案の中でも治安分野が最重視される点を確認し,アンバール県の軍・警察能力の強化につき一致した。
  2. マーリキー首相発言

    (1)アンバール県の復興と公共サービスの改善は必須であり,そのためには治安が安定し,テロが駆逐されなければならない。アンバール県は,地域,特にシリア情勢の悪影響を受けている。

    (2)アンバール県に空港を建設するということで一致した。右建設は迅速に行われ,かつ投資家に対し周知されなければならない。加えて,アンバール県付近での精油所建設をはじめとする同代表団のその他要求につき,同意した。

    (3)可能な限り早く,アンバール県を訪問する。
  3. サバーハ・アル・ハルブ-シー・アンバール県評議会議長発言

     アンバール県における空港建設は,「マ」首相からの承認を経て,来月には着工される予定である。すでに右建設案件に対し,トルコ系,英系,UAE系及びヨルダン系企業が,参入を希望している。
  4. ファーレフ・アル・イーサ-ウィー・アンバール県評議会副議長発言

     アンバール県における治安上の諸課題に対処すべく,「マ」首相と,治安上の脅威に対抗し得るに足る警察の人員増加及び警察への武器支給につき協議した,加えて,イラク西部の砂漠地帯に存在する脅威に対処すべく,アンバール作戦司令部及びジャジーラ作戦司令部に対し戦闘機を含む最新兵器を供与することにつき,協議した。

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13.11.24-03 現地各紙

【イラク・トルコ経済関係】KRG・トルコ間の新パイプライン経由による石油輸出を巡る動き

11月後半以降,クルディスタン地域政府(KRG)とトルコ政府との間で,イラクのクルディスタン地域(KR)から新規パイプラインを経由してトルコに石油輸出を行う合意を結ぶ動きがみられた後,これに反発するイラク連邦政府とKRG及びトルコとの間で種々のやり取りがなされている。未だ最終的な方向性は必ずしも明らかではないが,本件に関する11月24日〜12月3日付当地報道及び政府声明等取りまとめ概要以下のとおり。

  1. クルディスタン地域政府(KRG)によるトルコへの原油輸出計画に関するアシュティ・ホラミKRG天然資源相の発表(11月24日付サバーハ紙及びザマーン紙)

    (1)(11月23日)KRGは,クリスマスまでに新パイプラインによってトルコへの原油輸出を開始する。

    (2)同パイプラインの容量は日量15万バレル,2015年には日量100万バレル以上,2019年には日量300万バレルを目指す計画。KRGは連邦政府との間における原油収入分配メカニズムの合意に到達するか否かにかかわらず,同パイプラインを経由して原油を輸出する。
  2. ネチルヴァン・バルザーニーKRG首相のトルコ訪問(11月28日付タアーヒー紙)

    (1)11月26日,ネチルヴァン・バルザーニーKRG首相は,クルディスタンの石油を新パイプラインを経由してトルコに輸出する合意を確定するため,トルコを訪問した。「バ」首相によれば,クリスマスまでに,KRGからトルコへの石油輸出が開始される見通しである。

    (2)27日,「バ」KRG首相は,アンカラにてエルドアン・トルコ首相及びユルドゥズ・トルコ・エネルギー相と会談し,トルコ・KRG間の新たなエネルギー取引について協議した。
  3. トルコ外務省声明(11月30日付トルコ外務省HP)

    (1)11月27日,ネチルヴァン・バルザーニーKRG首相のアンカラ訪問において,イラク憲法と両立する形で,トルコ・KRG間のエネルギー協力分野における商業契約が締結された。しかし,同契約に必要なプロセスは未だ完了しておらず,(イラク・KRG・トルコの)3者間の枠組で問題が扱われ,共通の利益及び国民の繁栄に資する形で解決されることを望む。
  4. ダーヴトオール・トルコ外相とズィーバーリー外相の電話会談(12月1日付マサラ紙)

    (1)12月1日,ダーヴトオール・トルコ外相は,(KRG・トルコ間の)石油パイプラインを巡るイラク・トルコ間の緊張緩和のため,ズィーバーリー外相と電話会談を行った。

    (2)同会談は,KRGによる石油の直接輸出(それを可能にする石油パイプライン建設を含む)に反対するイラク・トルコ間に緊張関係がある中で実施された。イラク側は,あらゆる石油関連製品の輸出は連邦政府経由で行われなければならないとの立場に固執し(KRGに依然)反対している。
  5. ユルドゥズ・トルコ・エネルギー相のイラク訪問(12月2日付ザマーン紙,3日付シャルクルアウサト紙等)

    (1)12月1日、トルコのユルドゥズ・エネルギー相がイラクを訪問し,シャハリスターニー副首相と会談した。

    (2)同副首相は、「ユ」・エネルギー相との共同記者会見において、イラクの石油とガスは全てのイラク国民のものである旨述べるとともに,石油販売は連邦政府石油省の管理の下、石油販売公社(SOMO)のみがその価格を決定する旨述べた。

    (3)また,同副首相は会談にて,KRGからトルコへの石油輸出問題を討議するため、トルコ政府,イラク連邦政府及びKRGの代表から構成される三者委員会設立についてのトルコ側提案を拒否した。「シャ」副首相事務所のファイサル・アブドッラー所長によれば,同副首相はトルコ側に対し,(三者委員会ではなく)イラク・トルコの二者委員会にKRGの代表も参加するという形であれば受入可である,イラクは一つの国家であってこれは超えられない一線であるとの考えを示した由。

    (4)一方,「ユ」・エネルギー相は,イラクの統一に関するトルコのコミットメントを確認し,全てのイラク国民が天然資源を享受する点を強調した。

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13.11.25 現地アダーラ紙

【内政】クルディスタン地域3県地方評議会選挙実施の延期

11月25日付当地アダーラ紙によれば,クルディスタン地域政府(KRG)内閣は,当初11月21日に実施予定であったKR3県地方評議会選挙を来年4月30日に実施することを決定した旨報じている。
 なお,同紙によれば,KRG内閣は,独立高等選挙委員会(IHEC)が同選挙の実施につき必要な措置を講じるべく,書簡をもって同委員会に対し右決定を伝達することも併せて決定したとの由。

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13.11.24 首相府声明

【外政】イラン核問題に関するEU3+3とイランとの合意に対するイラク首相府声明

11月24日,EU3+3とイランとの「共同行動計画」に関する合意につき,イラク首相府が声明を発出したところ,概要以下のとおり。

  1. EU3+3とイラン・イスラム共和国との間でイランの核計画につき合意が成立したことは,地域の平和及び安定において大きなステップであり,同地域の緊張状態を緩和させた。
  2. イラクは,双方の利益に沿い,かつイランによる核の平和利用の権利を承認するかたちで,核拡散防止に向けた信頼醸成及び対話の活性化が進むことを希望する。また,同合意が地域からの大量破壊兵器排除に向けた動きの先駆けになることを望む。
  3. イラクは,全ての危機に関し,対話と平和的解決を支持する。また,イラクは,EU3+3とイランが踏み出したこのステップがあらゆる問題における対話,相互理解、平和的解決の土壌となるべく,右ステップを継続的に支持していく用意がある。
  4. この成功に貢献のあった全ての諸国,特に関係当事国に対して祝意を表する。また,このステップが治安,安定,開発の面で新たな局面を開き,その他諸懸案解決を促進することを期待する。

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13.11.17 現地各紙および政府機関ウェブサイト

【外政】バルザーニKRG大統領のトルコ訪問

11月17日,当地報道及び政府声明が,バルザーニKRG大統領のトルコ南東部ディヤールバクル(クルド系住民が多く住む)訪問を報じるところ,概要以下の通り。

  1. 訪問概要

     16日,バルザーニ大統領は,エルドアン首相の招待により,トルコ南東部ディヤールバクルを訪問し,「エ」首相他と会談し,同地の集団結婚式等の様々な文化行事に「エ」首相同席のもと出席した。なお,本訪問中に,「バ」大統領は,「エ」首相に対し,エルビルへの訪問を招請した。
  2. ディヤールバクル訪問中のバルザーニ大統領発言

    (1)トルコ政府とPKK間の和平合意に関するバルザーニ大統領演説
    ア クルド及びトルコの人々に,(トルコ政府とPKK間の)和平プロセスを支持することを要請する。我々としても,和平プロセスを力強く支持する。
    イ クルドとトルコが互いに互いの血を流し合う日々は過ぎた。
    ウ (トルコ語にて)クルドとトルコに万歳,平和と自由に万歳。
    エ クルドは,自らの国を持つという生来の権利を有するが,それは暴力によっては達成されない。

    (2)西クルディスタン(シリア北部)情勢に対するバルザーニ大統領声明(17日付当地タアァーヒー紙)
    ア 我々は,西クルディスタン情勢及び同地におけるクルドの権利回復の機会喪失に対し重大な懸念を有している。シリア政府はPYDの協力の見返りに,クルドの権利を認めることはないであろうし,反政府勢力はクルドを体制側の同盟者とみなすであろう。PYDは,クルドをクルドの利益と無関係のシリア内戦に巻き込んでしまった。
    イ PYDの行動がクルド民族の利益に叶ったものであるのなら,受け入れられる。しかし実際のところ,PYDは「エルビル合意」を利用し,西クルディスタンにおいてシリア政府の協力のもと,単独で行動している。
  3. バルザーニ大統領のディヤールバクル訪問に対するPKKその他トルコのクルド政党の反応(17日付アッシャルクルアウサト紙)

    (1)バルザーニ大統領のディヤールバクル訪問を受け,PKK支持者及びその他クルド系政党の一部が,同訪問はトルコへのご機嫌伺いであり,真の意味でクルド・トルコ関係に資するものではないとしてデモを行った。

    (2)他方,トルコのクルド政党指導層の一部は,バルザーニ大統領のトルコ訪問を「歴史的訪問」であるとして歓迎し,同大統領は客人ではなく身内であると評している。
  4. バルザーニ大統領のディヤールバクル訪問に対するイラク国内の反応

    (1)ビラ-ル・スレイマーン・クルド・イスラム協会政治局局員発言
     一部メディアは,アリー・バービル・クルド・イスラム協会会長がバルザーニ大統領の同訪問を事前に知らされておらず,望むべくは,同訪問実施前に我々に相談するべきであった旨述べたと報じているが,これは誤りである。同会長は,同訪問について「バ」大統領からいかなる相談も受けてはいないと明言したものの,同様に同訪問に対していかなる評価も下していない。また,トルコが「バ」大統領に対し,(今後発足予定の)KRG新政府にイスラム勢力を加えるよう圧力をかけたとの事実はない。

    (2)ムフシン・サァドゥーン・クルドブロック国会内副代表発言
     バルザーニ大統領は,トルコにおけるクルド問題の公正な解決のため同国を訪問し,イラクとの国境地帯におけるトルコ軍の行動等を終了させ,イラクの安全保障を強化する機会を提供した。また,同訪問は,トルコのジェイハン港に続く,イラクの原油輸送ルートの安全確保に寄与する。

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13.11.10-12 現地各紙

【外政】ダーヴドオール・トルコ外相のイラク訪問

11月10日〜12日付当地報道が,ダーヴトオール・トルコ外相のイラク訪問を報じるところ概要以下の通り。

  1. 訪問概要

     10日,ダーヴトオール外相はバクダッドを訪問し,フザーイー副大統領,マーリキー首相,ムトラク副首相,ズィーバーリー外相,ヌジャイフィー国会議長等と会談した。続いて「ダ」外相は,11日に,ナジャフ,カルバラーを訪問し,シスターニ師,ムクタダ-・サドル師等と会談した。
  2. バクダッド訪問中のダーヴトオール外相発言

    (1)イラク・トルコ関係
    ア イラクとトルコは歴史的友好関係を有し,かつ不可分の関係にあり,ギュル・トルコ大統領もエルドアン・トルコ首相も右関係の発展を強く望んでいる。ここ最近のイラク・トルコ関係が,急速に発展していることを歓迎する。過去を教訓とし,悲惨な過去を繰り返してはならない。
    イ マーリキー首相のトルコ訪問に備え,トルコ・イラク・ハイレベル戦略的協力評議会
    の再開が必要とされる。
    ウ ヌジャイフィー国会議長より,チチェッキ・トルコ国会議長の早期招請を預かった。

    (2)地域及びシリア情勢
    ア イラクとトルコは,地域の宗派対立を扇動する行動に反対の立場である。
    イ シリア国民に対するテロ及び殺害につき,アサド・シリア大統領を非難する。
    ウ マーリキー首相は4年前に,「ア」大統領がイラク治安悪化の背後にいる旨非難したが,私(「ダ」外相)は,「マ」首相に対し,初めて,「あなたは正しかった」と申したい。
    エ 地域情勢,特にシリア情勢に関するイラク・トルコ間の協議を倍増させることを求める。

    (3)テロ対策
    ア トルコは,インテリジェンス協力等テロ対策分野にて,イラクと協力する用意がある。
    イ イラク国民の危機は,トルコ国民の惨禍を意味し,イラクを襲うテロ攻撃は,トルコにも影響する。
  3. ダーヴトオール外相バクダッド訪問中の,イラク側発言

    (1)マーリキー首相発言
    ア イラク・トルコの協力関係は,特にテロ対策の分野で,発展する余地が大きくある。
    イ イラクは,地域の緊張を呼び起こす問題に対しては,慎重な立場にある。

    (2)ズィーバーリー外相発言
    ア 「ダ」外相と,イラク・トルコ外交関係正常化及び二国間関係発展の方策につき,集中的に協議した。
    イ 「ダ」外相と,トルコ・イラク・ハイレベル戦略的協力評議会の再開につき合意した。 

    (3)ムーサ-ウィー首相府報道官発言
     テロ対策分野において,イラク・トルコ間で合意が交わされた。
  4. ナジャフ及びカルバラー訪問中のダーヴトオール外相発言等

    (1)「ダ」外相発言
    ア 地域の政治家は,暴力と過激主義を棄て,ひとつになるべきとの宗教権威(シスターニ師)からのお言葉を頂いた。
    イ 宗教権威が果たす,地域及びイラクにおける宗派対立排除の役割を評価する。宗教権威は,イラク人の平和性を象徴している。
    ウ 尊敬すべきサドル家の,ムクタダ-・サドル師と会談し,非常に有意義な協議ができた。サドル師とは,共に宗派対立を排除し,ムスリムがひとつになるべく働きかける旨一致した。

    (2)ムクタダ-・サドル師発言
     イラクとトルコを含む中東諸国との関係が,正常化されることを歓迎する。イラク・トルコ両国民の関係がより一層強化されることを願う。
  5. ダーヴトオール・トルコ外相のイラク訪問に関するイラク国内政治関係者発言

    (1)ナダー・アル・ジュブーリー国会外交委員会委員(イラーキーヤ)発言
     イラク・トルコ関係の再構築は,しばらく前から行われていたが,イラーキーヤは,その役割の一部を担った。また,同関係再構築は,イラク・トルコ間の議員交流に負うところがある。

    (2)ラワーズ・ホシュナウ国会外交委員会委員(クルド同盟(KA))発言
     クルディスタン地域(KR)は,イラク中央政府とトルコの関係発展を力強く支持する。他方,KRとトルコの関係は,真の相互理解と相互利益を基礎としており,安定的かつ不動である。

    (3)ムハンマド・アル・アキーリー議員(SLA)発言
     ダーヴトオール外相のイラク訪問中に,イラク・トルコ間が協議した主な項目として,ハーシミ-前副大統領問題の最終決着,シリア危機,「ジュネーブ2」が挙げられる。

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13.11.10-11 現地各紙

【治安】1250名のテロリスト殺害に関するアサディー内務省筆頭次官発表等

11月10日〜11日付当地報道が,1250名のテロリスト殺害に関するアサディー内務省筆頭次官発表等につき報じるところ,取り纏め概要以下の通り。

  1. アサディー内務省筆頭次官発表等

    (1)治安機関は,10月中にアンバール県において1200名,バクダッド県において50名のテロリストを殺害することに成功した。

    (2)同発表に関する,ハーキム・アル・ジャームリー国会安保・国防委員会委員発言
    ア 内務省の発表した数字は大きすぎ,道理に合わない。
    イ テロ撲滅に向けての治安機関の努力を否定することは出来ないが,我々が認識する数字と同次官が発表した数字はかけ離れている。
  2. イラク政府によるテロ対策分野での戦略策定

    (1)アッバース・アル・バヤーティー国会安保・国防委員会委員(SLA)発言
    ア イラク政府は,テロ対策分野での新戦略を策定した。加えて,同政府は,EU(独,仏,伊,セルビア,クロアチア),米,露からの武器購入に臨んでいる。
    イ 時を同じくして,イラク軍は米との協調のもと,衛星を利用したテロ組織追跡を開始した。
    ウ 先のマーリキー首相訪米を受け,イラクは,米から来年末までに飛行中隊計3隊を獲得する予定である。また,イラクは,先週露から,mi28型戦闘ヘリ等を受け取った。

    (2)ハーキム・アル・ジャームリー国会安保・国防委員会委員発言
     治安機関の能力は欠乏しており,テロ対策及び対空能力向上の観点から,イラクは多くの機器・機材及び砂漠地帯監視のためのレーダー施設等最新防空システムを必要としている。

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13.11.06-11 現地各紙

【石油・ガス】キルクーク油田に関する連邦石油省とBPとの契約

連邦政府とクルディスタン地域政府(KRG)との係争地問題に係わるキルクーク油田の開発に関する連邦石油省とBPとの契約について,連邦政府とKRG双方の主張等が報じられているところ,概要以下のとおり。

  1. 11月6日付ロイター電

    (1)イラクのルアイビ石油大臣とBPのダドレーCEOは6日,キルクーク油田を訪れ,カリーム・キルクーク県知事(クルド人)に対して,BPがキルクーク油田の開発を行うことについて支援を求めた。カリーム知事は記者団に対して,「キルクーク油田の開発は,キルクーク県民に石油収入に関連して大きな便益をもたらすものであることから,我々はBPがキルクーク油田を開発することを全面的に支援する。」と述べた。

    (2)北部石油公社によると,キルクーク油田の生産量は,2001年に日量90万バレルであったのが現在は28万バレルにまで落ち込んでいる。そこで石油省は今年9月初旬にBPと,キルクーク油田の生産量の減少に歯止めをかけるとともに,更なる増産に向けた調査を行う契約を締結した。連邦石油省は今後,現在BPが開発を行っているルメイラ油田と同様に,キルクーク油田についてもBPとサービス契約を締結して開発を行わせることを考えているだろう。石油省によると,同油田の生産量を60万バレル程度にまで回復させることを見込んでいる。
  2. 11月9日付アッタアーヒー紙(クルド系)

     KRG天然資源庁のスポークスマンは,BPと連邦政府の間で締結されたキルクーク油田の開発を行うための契約は憲法違反であると述べた。また同スポークスマンは,そうした契約は連邦政府と同等のパートナーとしてKRGによって承認されるべきものであると述べた。
  3. 11月11日付マシュリク紙

     石油省スポークスマンのジハード氏は,石油省とBPとの間で締結されたキルクーク油田の開発に関する契約は,イラク全土で石油開発を行うという石油省の権限に基づいて締結されたものであり,法的に何ら問題ないことを強調した。また同氏は,契約はキルクーク県知事の前で署名されたことを明らかにした。さらに,最終的な目標はイラクの石油生産能力を向上させ,もってインフラ開発に必要な収入を増加させることであると述べた。

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13.11.11 現地アッシャルクアウサト紙

【内政】次期大統領職を巡るイラク国内外の動向

11日付当地アッシャルクルアウサト紙は,クルド筋の話を引用し,次期大統領職を巡るイラク国内外の動向につき報じているところ,概要以下のとおり。

  1. 次期大統領を巡るシーア派とスンニー派の合意

    (1)現在病気療養中のタラバーニ大統領が指導者を務めるクルド愛国同盟(PUK)が,PUK指導部内での争い故に同大統領の後継者任命につき沈黙を守る中,イラクのシーア派,スンニー派が,クルドを疎外し,この重要な職の獲得に向けたイニシアチブを採っている。クルド指導部のメンバーによれば,マーリキー首相(シーア派)とヌジャイフィ国会議長(スンニー派)との間で,大統領職をスンニー派アラブに取り戻し,国会議長職をクルドに渡すとの紳士協定が結ばれている。

    (2)イラク憲法は,3権の長に対する宗派別配分にかかる原則につき規定していないものの,イラクには過去8年間で浸透した習慣があり,それは,クルドが大統領職,シーア派が首相職,スンニー派アラブが国会議長職を継承するというものである。

    (3)4年前,米政権は,サッダーム政権崩壊後の時期に最も強い政治家としてイラク国会で選出された「タ」大統領を,スンニー派アラブの人物に入れ替えようと試みたが,その際イラクでは「タ」大統領は2期目を全うできるとの共通理解がなされていた。しかし,同大統領は脳梗塞に冒され,2期目を全うできない状況にある。「タ」大統領が長らく不在であり,同大統領の病状が思わしくないとの報告がある中で,大統領という重要な職務を実行する能力に疑問符がついており,舞台裏ではこの職を巡る駆け引きが行われている。
  2. 次期大統領を巡る米,イランの思惑

    (1)クルド指導部メンバーが本紙に語ったところによると,イラク指導部の中には,大統領職をスンニー派アラブに取り戻す方針がすでにあり,「マ」首相と「ヌ」国会議長は最近になって接近し,「ヌ」国会議長をイラク大統領候補とし,「マ」首相に首相職3期目を認めるという紳士協定が結ばれた。米政権も,4年前に既に試みていたことであり,この方針を支持している。

    (2)他方で,この方針に関して,イランがスンニー派のイラク大統領に反対し,(次期イラク大統領として)マスウード・バルザーニKRG大統領の名を挙げている。イランはスンニー派勢力の増大に繋がるスンニー派のイラク大統領を望んでおらず,イラクのスンニー派を今日の状態にとどめておくことを目指している。イランがバルザーニKRG大統領(のイラク大統領就任)に固執するのも,スンニー派を復権させようとの米政権の計画を阻止する試みの一環である。

    (3)イラク指導部内でも,「マ」首相は3選を目指しており,また,不信任決議によって自分を孤立させようとした政敵よりも,自分に近いスンニー派アラブの大統領と手を結ぶことを望んでいることから,「マ」首相は米政権の方針を支持している,との共通認識がある。今後数ヶ月で,米国とイランとの間で激しい闘争が行われることになろう。
  3. 本件を巡る各政治会派の反応

    (1)バルザーニKRG大統領率いるクルド民主党(KDP)は,次期大統領職を巡る憶測に対し,「KDP内では何ら話題に上っていない。マスウード・バルザーニは未だにKRG大統領である」との立場に留まっている。

    (2)また,「ヌ」国会議長率いるムッタヒドゥーン(イラーキーヤ内政治会派)所属のマズハル・ジャナービー議員は,本紙に対し,「(次期大統領にかかる)憶測は何ら正確なものではなく,そのような共通認識も存在しない。本件は次期議会に委ねられている」と述べた。
    (3)さらに,「マ」首相に近い法治国家連合(SLA)筋も,次期大統領を巡る明確な秘密合意を否定する一方で,「大統領職は,少なくとも首相と国会議長との間での議論の対象ではあろうが,おそらくクルドが抱く懸念から大きく誇張されたものとなっているであろう」と述べた。

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13.11.08-09 現地各紙

【治安】アイマン・ザワーヒリー・アル・カーイダ指導者の声明等

11月8日〜9日付当地報道等が,アイマン・ザワーヒリ-・アル・カーイダ(AQ)指導者が,ISIL(イラク・レバントのイスラム国家)を解散する旨の声明を発表し,アブー・バクル・アル・バグダーディーISI(イラク・イスラム国,「イラクのアル・カーイダ」)指導者が同声明を拒否した旨報じるところ,概要以下の通りの再確認である由)。

  1. アイマン・ザワーヒリーAQ指導者による声明

    (1)ISILは解散され,ISIとして活動が継続される。

    (2)ヌスラ戦線は,AQの独立支部としてシリアの人々のために行動する。ISIの権限はイラクに及び,ヌスラ戦線の権限はシリアに及ぶ。

    (3)アブ-・バクル・アル・バグダーディーが,我々に指示を乞うことも,相談することも,伝達することもなく,ISIとヌスラ戦線を統廃合しISILと称する旨発表したことは,間違いであった。

    (4)同様に,ジャウラーニー・ヌスラ戦線指導者が,我々に指示を乞うことも,相談することも,伝達することもなく,同統廃合を拒否し,AQとの関係を公言したことは,間違いであった。
  2. アブー・バクル・アル・バグダーディーISI指導者による声明拒否

    (1)我々の中の血管が脈動するかぎり,ISILは存続し続ける。

    (2)神がISILに勝利をお与えになるまで,我々はISILを材料とした,いかなる取引にも譲歩にも応じない。ISILが無くなれば,我々は滅亡するだろう。

    (3)我々は,我々の領域を手放すことも縮小させることもしない。

    (4)声明(ザワーヒリ-AQ指導者のものと思料)に対し,我々には多くの意見がある。

    (5)ISILのシューラー評議会での協議を受け,神の勅命に従う選択をした。同声明は,同勅命に違反する。

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13.11.07 現地各紙および政府声明

【外政】ロシアからの武器購入等

11月7日付の当地報道及び政府声明は,ロシアからの武器購入等に関するマーリキー首相の発言(当地ホッラ-TVとのインタビュー)を報じるところ,概要以下の通り。

  1. ロシアからの武器購入

     11月7日,ロシアから最新型垂直離陸式戦闘機がイラクに到着する予定である。同戦闘機は,テロ対策分野において効果を発揮する。
  2. イラクと諸外国の関係

    (1)全ての諸国との友好関係を望む。いかなる諸国との関係悪化もイラクの国益に反する。

    (2)仮にイラク・サウジ二国間関係に問題があるのであれば,サウジからの使節団を歓迎する用意はあり,また同問題を解決するべく私(「マ」首相)がサウジを訪問する用意もある。

    (3)イラク・トルコ二国間関係の良好化を歓迎する。すでにトルコからはポジティブなシグナルを受けており,我々としてはこれを歓迎する。また,ダーヴトオール・トルコ外相が間もなくバクダッドを訪問する予定だが,エルドアン・トルコ首相もイラクを訪問する予定である。

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13.11.04-06 現地各紙および政府声明

【内政】新イラク国会選挙法の成立

新イラク国会選挙法の成立に関する11月4日〜6日までの当地報道,政府声明等の取り纏め概要以下のとおり。

  1. 新イラク国会選挙法の要点(6日付イラク国会HP) 

    1 イラク国会選挙実施日
    (1)イラク国会選挙はイラク全土において1日で行われる(同法第6条)。
    (2)第3回イラク国会選挙の実施期限を2014年5月1日とする(同法第7条2項)。
    (3)イラク国会選挙実施日の決定は,独立高等選挙委員会(IHEC)との調整のもと,イラク政府により決定され,イラク国会により承認され,共和国令により公布され,実施日の90日前までにメディアによりイラク全土に発表される(同法第7条3項)。

    2 イラク国会議席数
     イラク国会の総議席数は328議席(現在は325議席)とし,うち320議席は行政区画及び付属書に基づき各県に分配される。また,うち8議席をクォーター議席とし,以下のグループに分配される(同法第11条)。
    ア バグダッド県,ニナワ県,キルクーク県,ドホーク県,エルビル県のキリスト教徒(5議席)
    イ ニナワ県のヤズィーディー(1議席)
    ウ バクダッド県のマンダ(1議席)
    エ ニナワ県のシャバク(1議席)

    3 立候補及び投票方式(同法第12条)
     立候補につき,3名以上で構成される立候補者名公開のリスト(オープンリスト)が用いられる。投票者はリストに対して投票することもできれば,リストと立候補者個人の両方に投票することもできる。

    4 女性議席の保証(同法第13条)
     各リスト内の女性の割合は25%を下回ってはならず,イラク国会の女性議員の数も総数(328議席)の25%(クォータ議席含む)を下回ってはならない。

    5 議席配分方式(同法14条)
    (1)各リストへの議席配分方式として,修正サン・ラグ方式が採用される。
    (2)リスト内個人への議席配分は,各個人の得票数順に振り分けられる。
    (3)仮に,最終議席において2名以上の立候補者の得票数が並んだ場合,同候補者ないしは特定政治ブロックの代表者達によるくじ引きが行われる。

    6 開票作業(同法38条)
     開票作業は,まず各投票施設において行われ,その後IHECが集計用に開設する各支部において再集計される。

    7 各選挙区における選挙実施の延期(同法第39条)
     情勢に応じ,1つないしは複数の選挙区において選挙の実施は延期される。
  2. 同法成立に関する国際社会の反応

    1 ムラディノフUNAMI代表声明(5日付UNAMI声明)
    (1)イラク国会におけるイラク国会選挙法の可決を祝福する。
    (2)イラク国会議長及び政治ブロックによる同法案への合意に向けた懸命な努力を賞賛する。
    (3)イラクの全政治会派に対し,イラク国会選挙が期日通り実施されるべく,平和と安心及び安定のある環境を確保するよう強く要請する。
    (4)UNAMIは,次期イラク国会選挙が,イラクの国内法及び国際基準に基づき,2014年4月30日に実施されるよう,今後もIHECの活動を支援し続ける。

    2 リチャードソン駐イラク英臨代声明(5日付在イラク英大使館FaceBook)
     4日,イラク国会において2014年4月30日をイラク国会選挙実施の期日とする選挙法改正案につき合意がなされたことを歓迎する。これは大きな一歩であり,IHECの支援に係わり,同国会選挙が信頼に足り,包括的で期日通りであることを保証する全ての人々を激励する。

    3 バイデン米副大統領声明(4日付ワシントン発AP通信)
    (1)テロの増大に直面する中,イラク国会で次期選挙のあり方を決める選挙法案が通過したことを賞賛する。右法案の通過は,民主主義を強化するものである。この一歩は,イラクのリーダー達が.妥協と前進にコミットしていることを世界に想起させる。
    (2)米国は,2014年イラク国会選挙が順調に実施され,同選挙の結果がイラク国民の意思を反映したものとなるべく働きかける。
  3. イラク国会選挙法の成立に関するイラク国内の反応

    1 ヌジャイフィー国会議長の発言(6日付アッタアーヒー紙)
     イラク国会選挙法に対し無効申請が提出される理由はどこにもない。同法に対し無効申請を提出することは,国家に甚大な被害を与えることを意味する。同法は,国内のどの県の権利も疎かにしておらず,実際,モスル,バスラ県,バクダッド県及びその他全ての県が,権利を得ている。それゆえ同法は,無効申請を提出されるような欠点を有していない。

    2 政治各派の反応(6日付AIN等)
    (1)ハミード・バフィー議員(クルド同盟(KA))
     クルド同盟は,イラクの民主主義のプロセスに関心がある。なぜなら,イラク,特段クルディスタン地域(KR)の人々は前政権の被害者であり,これらの人々にとって民主主義は不可欠だからである。他方,ある政治ブロックは,自らの利益実現のため選挙法を妨害し,騒ぎを起こすために他者を非難している。
    (2)フマーム・ハンムーディー国会外交委員会委員長(ISCI)
     選挙法承認における,宗教権威の勧告及び精力的活動が果たした役割に感謝申し上げたい。また,UNAMI代表には,選挙法成立に向け,政治各派の意見集約に尽力していただき,感謝申し上げる。加えて,ヌジャイフィー国会議長には,同法に関する政治各派の集会を複数回開催していただいた点,感謝申し上げたい。
    (3)イフサーン・アル・アワーディー議員(NA)
     国会選挙法可決は,小政党への門戸を開き,大政党支配の拘束から彼らを解放した。あらゆる困難にも関わらず,政治各派は,民主主義の実現に向けた重要な前進を成し遂げたのである。
    (4)ハイダル・アル・ムラー議員(イラーキーヤ)
     国会選挙法の成立はひとつの勝利とみなされる。平和的政権交代及び民主主義の実現は重要である。
    (5)ラティーフ・ムスタファー議員(ゴーラーン(変革リスト))
     ゴーラーンは,国会選挙法の内容に満足していない。なぜなら同内容には,我々が追求する民主主義と矛盾するものが含まれるからだ。同民主主義に矛盾する最も重要な論点として,開票作業が投票所及び集計用に設置されるIHEC支部の2カ所で行われる点が挙げられる。また,少数派議席の確保がなされていない点も民主主義に反する。加えて,国家総議席の増加は,憲法及び宗教権威の意見に反する。
    (6)シャリーフ・スレイマーン議員(ヤジーディー教徒)
     ヤジーディーは,国会選挙法への連邦裁判所における無効申請に向けて法律上の準備を行っている。以前に連邦裁判所は,次回国会では公平な割合での代表選出が要される旨判決を出しており,ヤジーディーの人口は現在50万人を越えている。

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13.11.02 現地各紙

【外政】マーリキー首相の訪米に関するイラク国内の反応

  1. ムクタダー・サドル師発言概要

    (1)マーリキー首相は,本訪米を行う旨を国会及び政治パートナーに伝えることも許可を求めることもしなかった。「マ」首相がオバマ米大統領以上に,テロ攻撃にさらされるアンバール県,ニナワ県,ディヤーラ県,バクダッドの貧困地域等に住む国民のことを考えていることを願う。

    (2)米と「マ」首相の取り引きに経済的利益はなく,米が同国の諜報力等をもって「マ」首相に利益をもたらすことはないであろう。

    (3) 仮に「マ」首相が米と距離を置かないのであれば,我々は,テロだけでなく汚職からもイラクを救うために一丸となるであろう。
  2. フセイン・アル・マンスーリー議員(アフラール・ブロック(サドル派))発言

    マーリキー首相が,自身及び自身の政党への支持を米政界にお願いするべく訪米したことは明白である。「マ」首相がイラクのあらゆる宗派・グループを代表して訪米したのか否かは定かではない。
  3. ハビーブ・アル・タラフィー議員(ムワーティン・ブロック(ISCI))発言

     マーリキー首相の米平和研究所での講演は,バランスの取れた,現在イラクが抱える悩みを反映したものであった。同講演はイラクが直面する諸問題の根底をついている。
  4. ラアド・アル・ドハルキー議員(イラーキーヤ)発言

     マーリキー首相の米平和研究所での講演は意義深いものであったが,講演で話されたことが果たして実施されるのかという点については疑問なしとはしない。
  5. 5 ムハンマド・タハ議員(クルド同盟)発言

     マーリキー首相の訪問は,先に行われたヌジャイフィー国会議長の近隣諸国訪問と同様に,イラクが対話による諸問題解決を行う能力があることを証明した。

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13.11.01 AFP通信

【治安】10月のテロ等によるイラク人死傷者数等

11月1日付当地発AFP電は,10月のイラク国内でのテロ等によるイラク人死傷者等につき報ずるところ,概要以下のとおり。

  1. 当地AFP統計

    (1)死亡者数
     743名(内訳不明)

    (2)負傷者数
     不明
  2. AFPの解説

     最近のテロ事案は,国会選挙が数か月後に予定されている中,治安当局がバグダッドその他の広い範囲で武装勢力を標的とした作戦を実施し,また厳重な取締りを行っているにもかかわらず,発生している。

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